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Web2.0型企業とは、ターンアラウンドタイムが早くて世界中のいちばん安いところから調達できる企業のことだそうです。なんとなくいいたい意味はわからんでもないですが、ちょっとキャッチフレーズ倒れしているような気がします。というか、ターンアラウンドタイムを早める努力はそれが必要な企業はずっとやっていたわけで、それはWeb2.0的なものというよりは単なるIT化ではないのでしょうか。調達システムを構築するという技術的なポイントで言っているのであれば、Web2.0という言葉はあまり正確に言い表していないし。しかし、何より気に入らないのはこういう企業こそが優れていて、生き残るという考え方。そりゃあ、短期間で売り上げをガンガン伸ばしていかなければならないのであれば話は分かりますが、ニッチな商品作りをしていたり、時間やバリエーションのないことで付加価値を高める企業には余り関係ないことであったりします。視野が狭くてちょっとつまらんですね。