猫も犬も好きなんだけど

いわゆるひとつの便乗エントリ。でもトラバも引用もせずひっそりと。
僕は猫も犬も好きですよ、人並みに。うちでは狩ってないけど田舎に帰ったときは良く戯れていました。どっちかというと好かれる方だから道行く犬とかにもよくじゃれ付かれたし。にもかかわらず、やっぱりいきなり吠えたり、大きなのが追いかけてくると怖いよ。
好きではない人の恐怖はそんなものではないよね、きっと。まさに襲われている勢い。理性では安全だと思っていても、本能で恐れてしまう。仕方ないよ。人間だって動物だもん。小さい頃に犬に怖い目にあわされたりしたら、恐れて近づかないのが哺乳類としての知恵。例え「うちのジローちゃんは賢いからかんだりしませんよ」なんて言われたって、そんな特定の事例を捉えて犬が安全なんて話は論理的にすら納得できないのに、本能を押さえ込むことなんてできないよね。
だいたい、犬は人間との繋がりにおいて社会的な側面を多く持った動物だから、「うちの子は」(うちの人は)「噛まない」と言う事実があるからと言って、赤の他人に危害を加えないとは限らないよね。番犬をできるくらいなんだからむしろ知らない人には襲い掛かるのが本能。怖いよ。
猫はその点では安心。縄張り意識はあるけど、人は存在としてテリトリーにとっては障害物でしかない。近づかなきゃいい。だから人に危害を積極的に加えに来ることはないよね。あ、でも完全家猫はちょっと怖い。自分を人間と同じ種族だと思ってたりすると、テリトリーをおかした人間として喧嘩の相手になっちゃうかも。
まあね、どちらも野生生物じゃないとはいえ、完全な形で意思を疎通できる相手ではないのだから、絶対大丈夫なんてことはないんだよ。だから、怖がる人をバカにしたり、怖がる必要はないなんていう考えを押し付けたりするのはどうかと思うんだ。
結論:犬大好き。猫も大好き。