ウェブは僕のための便利ツールですよ、もちろん。

増田で改変コピペにて言及された記念。もとの論旨をそのまま逆転することは無理があるので主張が現実に即していないのはおいておくとして。
そもそも、僕のエントリのタイトル「なんども言うけどウェブは貴方のための便利ツールではありません」の「貴方のための〜ない」は限定の否定なのですよね。その意図を汲んでもらわないとこの文章で何を批判しているかがわからなくなってしまう。みんなのための便利ツールであるというだけです。公衆トイレの壁で文通して「うちらの文通場所だから来るな見るな」みたいな。ちょっと喩えが悪くてそもそも公衆トイレは占有できるものではないからあれか。誰でも入れるオフィスビルのトイレでそのビルの入居者が、みたいなのかな。これもイマイチか。まあそんな感じです。
インターネットは少なくとも今の現状として、新しい仕組みの構築を含めて個人レベルにすら自由度が与えられたシステムです。ベースにTCP/IPこそあれ、httpですら必然ではない世界。色々なものが生まれ、そして消えていく。ウェブサイトもその一つでしかありません。ウェブだけは特別で、ホームページは家みたいなものだから土足厳禁とかそういう考えはナンセンスで、むしろ「ネット上に家つくらね?鍵かかる奴」みたいなほうが健全な発想だと思います。

  1. 無断リンク・ブックマークを嫌がるサイトを探し出して晒しリンクをすることは「情報を繋げて知識をオープンにする」ことに有用なのか
  2. 注意書きを尊重することはそんなに苦痛なのか
  3. そのような要求をするサイトが一部に存在することが、ウェブの自由度を本当に低下させるのか。
ウェブは貴方のための便利ツールでもありません
  1. されても文句を言うなというだけで晒しageを推奨しているわけではありませんよね。それをやるかどうかはやる側のモラルの問題であり、個人的には「禁止禁止!私が法律」みたいなことを言わない限りしらん。
  2. 尊重しますよ。要求じゃなければ
  3. もちろんそれだけではしません。しかし権利の要求というのはエスカレートするものですから