社会が人を育てると言う話

昔の都会の社会は少なからず、お互い助け合って成長していこうと思って動いていたんじゃないかと思う。社会人として、失敗し、そして成長していくために、自社だけではなく、顧客、あるいは社会全体がお互いを鍛えあっていった部分もあるんじゃないかと思う。絶対的に見て、毎年経済は成長して行っていたし、なによりみんな中流を目指していた。人を助けることが自分の利益になった部分もあると思う。
今はどうか。ライバルを蹴落とし、社会ではなく、会社としてのの利益に貢献しないと株主から見捨てられる。そういう社会だ。それが悪いとは言わない。行き着くところが良いところかどうかは今のところなんともいえない。どこかで道を踏み外しそうな予感はするけれども。

さて、そういう風潮の中では、新人に飛び込み営業をさせて相手先に鍛えてもらうような手法は当然許容されえないはずだが。
http://news.ameba.jp/2007/05/4567.php
個人的にはこういう手法が成り立つ方が余裕のある世の中にも思えるけれども、大会社が作り上げてきた現在の風潮を自ら否定するやり方ってのはどうなのかな。