実名ネットとネット選民思想

この際だから、言うべきことは言っておこう。いい加減、底が見えた*1

なお、一般人には実名で語るメリットがない云々と嘯く人も少なからずいるのですが、ポジティブなコンテンツを継続的に実名で投稿し続けることができれば、それは現実社会での評価を向上させることにつながり、それは様々な意味で現実社会での利益をもたらすことにつながります。それまで無名だった人が、ネットでの情報発信をきっかけに現実社会での地位をジャンプアップさせたなんて、それこそ沢山の実際例がある話です。「実名で語るメリットがない」云々と言っている人々は、単に、そういう機会を生かすだけの向上心を欠いているだけであるということができます。

「実名が明らかになったら負け」という殺伐したルールの下では質の高いコンテンツは期待できない: la_causette

つまり、実力がなく、向上心もない人はネットを使用しなければよい、という話ですね。機会を生かすために日夜努力している向上心のある人はネガティブコメントを華麗にスルーできる能力の持ち主が大部分であると思われるのでそもそも本末転倒感ばりばりですが、結局のところ、実名で書いてメリットがあるようなことしか書かないのがウェブの本質であり、それ以外のコンテンツは必要ない、と言っているのに他なりませんね。
他のメディアと同じく、発信するには資格がいると言わんばかりの話です。

もちろん、様々な利害から、「ネット上には地上の法は適用されるべきではない」と考えている人たちが少なからずいて、そのような人たちからは私の提案が評判が悪いのは仕方がないことです。

「実名が明らかになったら負け」という殺伐したルールの下では質の高いコンテンツは期待できない: la_causette

どんな利害から提案しているのか、あまり知らないのですが、実例が挙がらないところを見ると印象操作ですね。
僕も、その他の小倉先生の提案がいまいちだと思っている人も、「ネットにも地上の法は適用されるべき」って思っていますよ。他の人は推測ですが。ネットで井戸端会議をしてもいいかどうかについて述べているだけですよ。まあ、上記のエントリを見る限りでは、そんな欠片も価値のないものは排除すべきと考えているのは明らかですが。
結局、ネットでの弱者を救うための手段を考えよう、じゃなくて、現実に利益をもたらすために価値のあるコンテンツを書く人以外をネットから排除しようとお考えなのはよくわかりました。つまり、僕は排除される側にいるので、全力で抵抗するつもりです。

*1:と言うか、ずっと見えているんだけど焙り出されるように表面化してきた