郵便の匿名脆弱性について

差出人がわからなくても、捏造されていても、トレーサビリティーが精々消印しかなくて都会じゃどうにもトレースできないとしても、郵便のその弱点が改善されないのは何故だろう。差出人確認をしないと出せないのは確かに面倒だけど、脆弱性を放置するのは公共サービスとしてはどうにも失格のように思えます。
もちろん、匿名の投書とか、告発のため、あるいはあしながおじさんの為に必要なサービスなのかも知れませんが、脅迫の手紙やカミソリ入りの手紙が稀に発生することによる被害のデメリットの方が大きいはずだし、本人確認をするべきじゃないのか。ペンネームもトレーサビリティーを損なうから禁止です。差出人欄には住所氏名だけじゃなく電話番号や所属、性別、年齢なども載っているべきだし、そうなって初めて郵便が匿名の暴力から自由になるのです。

以上、実名原理主義者の叫びでした。
(郵便がインターネットと比べるには非現実的なコストが掛かる点はあえてスルーしています)