原理主義者とポジショントーカーの違い

ちょっと判ってきた気がする。

  • 「〜は一理ある/ある意味正しい、けれども、こういう理由/背景から賛成できないし、こちらの方が理にかなっている/目的として妥当だから認められないよ」
  • 「俺の言うことが正しい。お前の言うことには価値を認めない」

実際に0か100で収まるような議論ってのは存在しづらいし、そういうときに相手の言うことを適切に評価しない/否定ばかりすることが原理主義への第一歩なのかと思った。実際には現実論に収めることのできる原理主義者もいるわけだけど、目的を見失って「原理命!」みたいになっちゃうと、敵の言うことは全否定、みたいになっちゃって客観的に見てもちょっとおかしいんじゃないその議論、みたいになって結局その原理を損ねてみたり。
単にポジションによって自由でない人は、結構留保付きの発言をするような気がする。そういうのは原理主義じゃないよね。