面接のコツ-履歴書編

折角なんで僕の面接官経験で得たものはざっくりと話してしまいましょう。

以前のエントリはこちら
人事でもないのでどこまで役に立つかはわからないけど面接の話の続き - novtan別館
面接官から見た、面接で好印象を得るポイント - novtan別館

みなさんは面接の時に履歴書を持っていくと思います。手書きで何枚も、となると面倒ですし、字に自信がない人がいるかもしれませんが、これは結構重要なものです。
簡単にポイントだけ。

  1. 写真は重要
  2. 字は丁寧に
  3. 書いてあることは質問されます

ろくに書いてない履歴書は何も語りません
まず1ですが、顔に責任もてって話じゃないですよ(笑)。ただ、ちゃんと真っ直ぐ取れているか、男性だったらネクタイが曲がってないか、とか、髪型が寝癖つきじゃないか、とか。事に望むときの真剣さが試されます。できればスピード写真じゃなくて、町の写真屋さんでとってもらいましょう。就職活動用って言えばちゃんとアドバイスしていい写真にしてくれますよ。
2は、どんなに字に自信がなくても適当に書いちゃダメってことです。字そのものは汚くても良いけれども、線に沿ってゆっくり書くとか、とにかく適当に書き飛ばした感じに見えるのは避けましょう。
3は嘘を書いてもいいけどちゃんと背景を用意してこないと答えられないよってことね。基本的に、履歴書は引き出しの取っ手の一つですから、しゃべるのが下手な人ほどきちんととっかかりとして用意してきましょう。もっとも、どうでもいいことを書いてあっても引いてもらえません。少しでも気を引くように。趣味欄とかは結構大事かも。心にもないことを書きすぎると死ねます。

まあ、総じて丁寧に書く、アピールしたいことは(しつこく見えないように)ちゃんと書く、写真をちゃんと貼る、というあたりですね。もちろん履歴書より実際の本人の方が多くを語るわけですが、その人となりがちょっと見えないときに、履歴書も沈黙していると「こいつはわからない」で終わってしまいます。面倒だと思わずに、自分の面接力に自信があっても、ちゃんと書きましょう。