リンクされたら困るものをウェブに置く心理

なんというか、あれだね、田舎に行ったらまだリーゼントとかルーズソックスが幅を聞かせててその最新ファッションっぷりに思わず苦笑してしまうようなそんなノスタルジー

無断リンク云々以前にリンク*1されたら困るようなものは公開しないのが原則だと思うよ。

雑記 - (アーカイブ)わざわざ自分のサイトに記事として書くほどのことでもない

思い起こせば、まだWin95の頃のウェブといえば、「無料でソフトが手に入るアングラ世界」と思われていた部分があるんじゃないかな。元々同人誌とかであまり褒められた感じではない系の本を作っていた人が、ウェブなら同好の士を低コストに幅広く集められるぜ!リンクされなきゃ安全だぜ!みたいなように思っていた時代。URLを偽装ファイルに詰め込んでた時代。わかる人にしかわからない。
これ何度も書いたな。そういう安穏な時代がGoogle大先生の手によって完膚なきまでに破壊された後のモヒカンが跳梁跋扈する世紀末(まであと90年…もあるけど)、まだケンシロウが愛で地球を救うところまでは進んでいないのですよね。
というわけで、時代錯誤なインターネット観が無断リンク禁止とか、触るな危険な発想をまだ消し去らない。それだけのことだと思うし、そういう認識のページ作者はそろそろ攘夷活動を諦めて、髷を切るべきだと思うのだよね。
匿名を守れーってのもある種の鎖国かも知れないけど、急すぎる文明開化には大きな犠牲がつきものな訳で、もっと穏便に出来るものならそうしたいですね。