ウェブ時代の週刊誌記事

発言を意図しない方向に捻じ曲げられて記事になってしまうようなことは古来からよくあることではあります。中には美味く伝えられなかったことが原因のこともあるでしょうけど、念押ししても恣意的な方向で書かれちゃったりして。
でも、既存メディアの人はウェブページを持つ人を取材するときは気をつけなきゃならない。何しろ自由に反論できる場があったりするし、それこそ取材テープの公開みたいなことも出来ちゃう。
しんどいことだと思いますけど、事実を捻じ曲げて書くことは難しくなりましたね。もっとも、相手のウェブページにホントのことが書いているとは限りません。読者に期待するしかない。けど、人は信じたいものを信じるからなあ。

これは全くの嘘です。ちなみにこの質問、実際のインタビューでは「夜中にアシスタントに大量のファックスを送りつけ・・・」でした。自分が「何のために夜中アシスタントに大量のファックスをするのですか?」と聞くと、新潮さん「なんの・・・ため・・でしょうねぇ・・・」と、答えていました。そして、記事になってみたら上記のように『アシスタントのファックスに』が『編集のファックスに』に変わっていました・・・もちろんこのインタビューの会話は録音してあります。ちなみにいえば、新潮さんのレコーダーでもちゃんとこの様子は録音してあります。

http://88552772.at.webry.info/200806/article_11.html

いつまでもこういうことやっていると時代に取り残されてしまいそうです。憶測はいくらでも書けばいいとおもうけど、事実関係まで脚色するとこうなっちゃう。もちろん、どっちが正しいかは録音テープが公開されないと判断できませんけれど。
なんかさ、こう、何かの不正を糾弾する!!みたいな記事なら正義に燃えるあまりちょっとアレな記事になっちゃうってのも理解可能なんだけど、揉め事おもすれーwwみたいな記事だから余計にそう感じちゃうのかもね。