無い事を根拠にすることの意味

無い事を証明せよ!というのはいわゆる悪魔の証明ですが、証明できないまでも、多分ないだろう、ということは統計などの定量的な資料があればある程度立証可能です。もちろん、物事には例外があって、「あるからあるんだ」と言われたらまあそのとおり。
でも、「全くない」と「少ない」の間には超えられない壁があって、「少ない」は明らかに統計的に立証可能です。「少ない」ということを言いたいときに「全くないことは証明できない!お前は悪魔の証明を要求するのか!」と言って根拠の提出を拒むのはちょっとおかしいよね。
何を言いたいか、というと、定量的な話をするのであれば、(実感でも周りの人の話でもなんでもいいから最低限)資料を出さないと意味がなくて、資料が無い事を根拠にしてはいかんよね、ってことです。