RDBとNon-RDBのパフォーマンス差異

レガシーなシステムでは当然ながらDBは階層型(IMS等でPL/ICOBOL)やネットワーク型(AIM等でCOBOL)のDBだったりするわけですが、いつまでもそんなのを使いたくない、というよりは、基幹(業務)系と情報系の統合の足かせになったりするので出来れば何とかしたいものです。銀行などの巨大なオンライン基幹システムだとトランザクションスループットに影響を与えたくないので情報系はコピーされたデータを使って処理するほうが多いと思いますが、その時にRDBにしちゃえばよいのですが…どうもRDBは信用ならん、それほどの大量データを扱えるわけがない、という意見が強く、かくしてIMSやAIMな蓄積DBが出来てしまう、と。そうするとアクセス手段を考えなきゃなりません。
幸い最近はSOA(と言う名のEAIツールの場合もある)が流行っていますので、連携をするための製品が色々あるのですが、それでもホストと連携するのは面倒です。RDBの種類が違うだけでも面倒なのに。ああ統合したい。
IBMでいうとWebSphere Federation Server(なんでもWebSphereかよ!)なんかを使うと色々連携できてよさそうなんですが、オンライン用途っぽいんだよね。バッチに耐えられるのか…
そんなこんなで面倒なことこの上ないのでRDBにしちゃいたいのですよね。それならコピーするときのレプリケーション製品で実現できるし。その為にはRDBでもNon-RDB並のバッチパフォーマンスが出ることを示さないといけません。旧UFJが口振バッチをJavaで作ったくらいだからいけると思うんだけどなあ。ホストがいいならDB2(やSymfowareやXDM/RDもあるけどそれはww)という選択肢もあるし、別にOracleでなければいけない理由もないし、いけそうな気がするんだけどなあ。
ETL製品がさくっとIMSやAIMに対応してれば楽なんだけどね。