一般論と観測範囲

はてな全体の話を語るのであれば新着日記をみなきゃ話にならんよな、というのはよく言われる話。たぶん普段ホッテントリしか見ていない人たちには思いもかけない世界がそこには広がっている。はてなユーザーという言葉で一くくりするときに、どちらが本当の世界なんだ?
一般論というかステレオタイプは必ずしも本当のマジョリティーのことを指しているわけではないよね。単に声の大きい人の意見が採択されがちとか。ただ、それに属性(特に所属的なもの)をつけて語った場合は観測範囲の問題がクローズアップされる。その属性をそう語るのは一般論としても間違ってますよ、と。
まあ、だからなに?という話ではあります。観測範囲が狭いというのは別の視点から見たら違うことが見えるというだけであって。もちろん、むやみやたらな一般化を戒める効用はあるとしても。だから、暗黙の「ただし、俺の観測範囲では」という前提があると思っておけば狭いこと自体は関係ないもんね。目的を達せるかどうかは知りません。
ただまあ、その観測範囲を罵倒するようなことを書いたときに、観測範囲が狭いことがばれたら「それって類が友を呼んでるだけじゃない」と思われちゃうかもね。