論を憎んで人を憎まず

今年の抱負的に。
単なる好みの問題だったり、そもそもの話としておかしかったり、立場上認められなかったり、価値観が古すぎて現代にそぐわなかったり。他人の言うことに対してカチンと来ることは友達でも、仕事の相手でも、ネットの向こう側でも、よくあることです。相手が友達でも時にはむかついて絶交することがあるかもしれない。言っている事に腹を立って、結局性格が合わないという結論に達しちゃったり。でも、部分部分をとってみると悪いとも言い切れなかったり、自分にも悪い部分があったりして。
嫌いになるのは簡単なんだけど、憎むのは簡単ではない。個人的に。
受け入れがたい価値観を見たとしても、それを唱える人ではなく、その考え方だけを否定しよう。少しずつでも人は分かり合えるかもしれないことを信じて。

先月書いた、Webで誰かを説得しようという試みはたいてい無駄 - novtan別館。無駄ではあるかもしれないけれども、まったくの無意味であると考えたくないんだよね。