フォロワーが増えると批判が多くなる仕組み

匿名、実名問わず会ったこともない人から「バカ」「頭悪い」「害悪」などと罵倒されます。日常的に。これはなかなかストレスフルな体験です。どうやら、わざわざ私を誹謗中傷するために匿名アカウントを作る方もいるくらいです。

フォロワーが2万人を超えて分かった3つのこと(イケダ ハヤト) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

ファクター1:自然発生的罵倒者の存在

見ず知らずの人に罵倒を投げかける人の存在割合が0.1%だとすると、1000人フォロワーがいてようやく一人発生する。2万人だと20人いるので日常的に罵倒される確率は上がる。
運が悪いと10人の読者のうち1人がその人かもしれない。

ファクター2:内容批判者の存在

発信している内容が敵を作りやすい、一方的な価値観に基づくものである場合、自然発生確率以上に批判者が発生する。
言説に対する反発度10%だとすると、1000人で100人、2万人だと2000人の批判者が発生する

ファクター3:露出度曲線仮説

データが無いので根拠なしだけど、露出度(ブクマ数やRT回数など)に対するアクセス数は正比例ではなく指数関数的増加を見せると予想される。
(実体験上、1はてブあたりのアクセス数ははてブ数が多くなればなるほど増大する)
結果として、フォロワー数の増加以上にアクセス数が増え、ファクター1,2で発生する批判者は加速度的増大を見せる。

まあ、当たり前だよね。2万人のフォロワーを得ないとわからない、というのは世の中はどういう仕組みで動いているかを考えることには興味が無いよ、という表明なのかもしれないけど。