なんだか共感しづらいクラブ問題

あまりコメントするのも詮無いことかと思って見ているだけにしていたんだけど、未だに問題の本丸がどこなのかが良くわからない。
どうも文化を守れてきな問題にフォーカスされている気がするんだけど、だとしたら、他の、今まで規制されたり穴を抜けたりまた規制されたりしてタフさを身につけてきた先輩文化たちにケツの青いひよっこ扱いされてもしょうがないよねってなところがもやもやするところか。普段反抗的な態度をとっている不良が急に少年法がどうとか言い出すような感じか。
そもそも、クラブじゃなきゃダメなんだ的な文脈で語られるものにあまり説得力が無いのがいかんのかもしれない。ダンスが風営法の規制の文言から外されたとしても、ダンスフロア自体は風営法の規制を受ける対象になるだろうし(文言さえ外れればダンスをするところそのものも風営法の規制対象外になると思っていたらちょっと甘いんじゃないかな)。
単に風営法の許可取ればいいじゃんで話が終わらないのは、実質的にそれが無理だからなのかなあ。箱が小さすぎるとかで。だとしたら、もうちょっと業界全体が現時点での問題にきちんと向き合って、そこを改善する方向に向かわないといけない気がする。じゃないと、文化を守ることを大義名分にするには足らないのではないかなあ。