転載ロンダリングへの対応について

無断転載の指摘をした人が無断転載のをしていることを指摘したまとめが無断転載になっているという昨今発生している問題について。
繰り返し言っておくと、twitter及びtogetterにおいて、他人のtweetを自由に使えるのはいろんな意味で「問題のない」tweetに限られると言うのが僕の見解です。これはtwitterやtogetterの規約とは関係ないところで発生している問題をもつtweetについて、規約でtweet自体の利用が認められていたとしても元々の問題が免責されるわけではないということです。まどろっこしいな。
本来twitterの規約では法に触れるtweetはもちろん禁止されていて、利用についての規約は当然ながらその問題がない前提で提示されているので、問題があるtweetをRTしたりすること自体も本来はRTする側に責任が問われてもおかしくないです。そこまで明確に規約には書かれていませんが、法的な場に持ち込まれた場合に明らかに情を知ってなされたものであれば責任を問われる可能性はあります。
さて、togetterの規約上、tweetされたものをまとめるのは自由になっているわけですが、その規約はやはり無断転載である事を免責しないと思います。であるならば、無断転載にあたるtweetをまとめに使うのは結果的には無断転載行為だと思う次第。
アイコンみたいなものだとまあまとめるのにそれを排除するのが難しいという事情があり、システム的な対応が求められますが、インライン表示される転載画像のtweetは使わなければ良いのです。もちろん、無断転載の証拠として残したい、というのはわかりますが、権利者の権利を守ることを勝手に代弁しているような行為の中で、その権利者の権利を踏みにじるような行為の再生産を行うと言うのは僕にはどうも納得がいかないわけです。スピード違反捕まえるのにスピード違反してるようなものじゃん。自分が警察でもないのに。

という指摘をしたら「最初にやったやつが悪い。togetterの規約には反してない」応答マシーンになられてしまった事例がでた。はじめから問題はそこじゃないよというのが通じないので対話は諦めましたがtogetterに当件への見解については問い合わせ中です。ログインしないと問い合わせできないとか、twitterしてない人の権利侵害の申し立てとかどうするんだとかもうちょっと考えて欲しいけどな。