バスと車椅子

日本人は交通機関の定時運行にうるさいけれども、バスについては道路事情に左右されるためそれほどタイトな状況を想定して乗ることはないと思うし、ちょっとでも遅れたらまずい時にバスに依存するような人は計画性に問題がある。

正直申し上げて、脱原発と障害者排除が両立している時点で自己中心的な思想しか見えないんだけど、それはさておき。

僕が初めて車椅子をバスに乗せる現場に遭遇したときは、ノンステップバスを増やした努力や固定座席の仕組みなどを思い、準備はしておくものだなあと感慨深かった。電車ではよくある光景だけど、バスは運転手さんが一人で対応できるようにするのは大変だったんだろうと思った。

確かに時間はかかっていて、乗降よりも固定のほうが面倒そうだったけど。

ああいうときって、手伝っていいものか判断に困る。責任を負うという意味ではよくわかっていない人が手を出すべきではないんだけど。

いずれにしても、たかだか2〜3分くらいの遅延が気になるようであればバスになど乗らない。