イケダハヤト師がやまもといちろう氏に対してすべきだったこと

無視。




いやね、こういう分析を見て気になったわけですよ。

内容はまあ別にどうでもいいんですが、ここでイケダ氏が最重要にすべきは「このチャンスを逃さずイベントにたくさん集客して収益を上げ、寄付できる金額をなるべく大きくすること」ですよね。

2013-02-09

うん多分これ違う。寄付金を集めたい、というのはポーズでしかないから。こんな難癖付けられた話にも乗ってやってかつそれで稼ぐのカッコ悪いから寄付するぜ、というポーズ。目的が「寄付したい」でははじめからないし、そもそも寄付ってのもなんとなくイベントを成立させなくするための布石みたいにしか見えないんですけどね。
イケダハヤト師が界隈で物申すのは自分の生活のため、というのが目的であるのは自明。んでもって、彼の言うようなことは「インターネットに詳しくない中小企業の経営者向けにこれからのウェブを語るセミナー」みたいなところでしか通用しないじゃないですか。でもって、都合の悪い意見はブロックというのが常日頃なわけじゃないですか。

どう考えても、普段の彼であれば、はじめから無視を決め込むことが最適解なんですよ。
ところが、今回は相手が悪い。彼の界隈にも少なからず影響力があるであろう隊長ですよ。いや、界隈ってなんだかわかんないけど。いいや、「やまもといちろう」は著名だから、としておこう。
そうすると、無視を決め込むにも外野がうるさくなることが想定されます。なんでアレほっとくの、みたいな。ほっときたいですよ。でもほっといたら自分の利益がより損なわれる流れが出来上がってしまうとなると、相手をせざるを得ない。でもガチで相手をすると、家入−やまもと対談(という名の隊長演説会)と同様の事態になるのは目に見えてます。前例があるわけで。
であるならば、受けるふりをして「条件が整わなかった」というように逃げるのが最適。寄付の話はそんなところから出てきたに違いない。

でも、相手が悪い。外堀を埋めにかかるという力技が使える隊長の場合、例えば僕がイケダハヤト師に喧嘩を売っても買ってもらえないのとはわけが違いますからね。
結果として、外堀が埋まりに埋まって内堀も埋まって裸の大阪城状態。降伏か、しからずんば死か。

ぶっちゃけ、プライドがある人が「都合の悪い意見はブロック」という行為への批判に耐えられるのであれば、それはプライドなんてものなのかな、と思うので、僕は彼がプライドの高い人間とは見做していません。
むしろ実利を追い求めるのが第一義な人だと思うので、今回逃げ回っているのはどう考えても正解なんですよね。でも、相手をし始めた時点で負けなんです。もっというと、目をつけられちゃった時点で負け。だからさすがに隊長の執拗なネタを無視し続けることで失われるものが大きいと判断せざるを得なかったと。

今の彼の言い訳っぷりを見ていると、家入一真氏と全く同じ空気を感じざるをえないところです。