二次創作の「正しさ」について

二次創作って言葉だけではそもそも「良い悪い」を決定することはできないよね。

原作のキャラクターを自由に動かし、行間を脚色し、あるいは改変し、自分の欲求を満たすもの。
それこそが二次創作の本質である。勘違いしてはならない。ヘイト創作がだめなんじゃない。二次創作全般が、そもそも隠匿されるべきものなのだ。

いつからヘイト以外の二次は"正しい"と錯覚していた?

隠匿ってすごいな。

そもそも、「二次創作」というのはなんら著作権とは関係ない言葉です。この増田が何勘違いしちゃったかわからないんだけど、二次創作が著作権を侵害する可能性ってのはもちろんあって、例えば丸パクりは二次創作とは言わないとしても同一性保持権とか翻案権を侵害することはある。問題は、まず「著作権が存在するか」ということをこの増田の言は無視していること。存在するとしても一定の条件のもと、あるいは無条件に権利者が二次創作を許可していることもある(初音ミクなんてその典型だろう)。だから、この増田が使っている「二次創作」ってのはその言葉が本来意味しているのよりはかなり狭義のものだよね。多分商業作品についての無許可の同人誌くらいの意味合いだろう。そういう二次創作であれば、確かに増田の言っているような、「本来コソコソやるもんだろ」という話はわかるよ。そこで堂々としてちゃダメだろってw

著作権の侵害は良くない。創作者たるもの著作権は常に尊重すべき、その上で社会通念上許される範囲内で創作を楽しむ、という単純な話でしかないんだけれども、そこにそれ以外の「正しさ」を持ち込むと話がおかしくなる。そういうことだよね。