ATMの手数料に文句言う人はタンス預金すればいいと思うの(にっこり)

なんだか呼ばれた気がするので飛び出て来ました。

そもそも、大した金額を預金してるわけでもない一般市民なんて、銀行からしたら利益を生まない客だろう。セブン銀行のビジネスモデルが少し話題になったが、利益率が高いから話題になっているだけで、金額自体は大きくない。
そんな二束三文の客に質の高いサービスを提供している暇があったら、もっと利益になる上客を手厚く相手するのが当然だ。

ATMの手数料に文句言ってるヤツ - 自分の頭で考えた結果

もう10年以上前のことでしょうか。東京三菱銀行が「口座維持手数料」を取るということで話題になったことがあります。これは「貧乏人は客じゃない」って言うわけではないんですよね。使われない口座が負担なんですよ、銀行のシステムにとっては。むしろ、たくさん使ってくれるのが良いお客さん。ただし、それは「ATMでお金の出し入れをする」人のことではないんですよね。給与振込み口座とか、口振口座とかにしてくれると、その分企業から手数料が取れるわけで。
もちろん、融資の原資としても重要です。なんだかんだで個人の預けている金が無いと銀行は困ります。
銀行が偉そうというイメージが有るのは多分に企業融資のせいで、奴らはバブルの頃にやり過ぎちゃって銀行のイメージを落としている。個人でも返済がきちんと出来る前提で金を借りてくれる人には大変丁寧ですよ。

というわけで、一般市民にいかにサービスするかは銀行にとっては結構重要な問題なんです。ほら、基本無料のネットゲームで俺つええする課金者みたいな構図も必要ですしね。一人の金持ちがどこ行ってもお金を下ろせるようにするためには、そのインフラを支える多数の一般人が必要、みたいな。

とはいえ、技術の発達によって、他の銀行でも簡単にお金が下ろせるようになった結果、費用がバカにならなくなりました。無料で提供するためには前述したとおり、「お得意様」になる必要があります。とはいっても銀行によっては無料のカード会員になるとかでも結構手数料がかからなかったりします。ようはそういうことね。使ってくれることが重要なんですよね。

元エントリの言わんとしていることとは逆の意味で、ATMの手数料に文句言う人はどうかと思うわけですな。つまり、情弱ってことでw
ちなみに、元エントリのいうところの役所の話も同様。情弱乙。または、午前休くらい遠慮無く取れる生活がしたいものですね。