はてな村の空気というもの

一次は存在が疑われたものの綿密な調査を行った結果として存在すること自体はほぼ確実とされているはてな村

小話書こうと思ったけどめんどくさくなった…

ええと、この話。

1.マジレスすることのインセンティブを低下する環境がコミュニティ内に既に形成されており、相対的にネタ化するインセンティブが高まっている。
2.しかし、ネタ化に走るとメタ視点で一網打尽にされて「維新値大低下」する未来がまっている。

こういう記事にブクマがつくことは期待しない - 情報の海の漂流者

今回の件って大雨の日に制限速度オーバーを公言、というあたりが実質的な問題?ウォチャーがウォチ対象になるという話かな。で、その対象が隠然たる力を持っていることから皆が及び腰になるという…

でもさ、例えばはてブであれば、村の力が及ぶ範囲なんて大した部分ではなくて、ホッテントリになっちゃえば村のことなんか知らない別のウォチャーが存分にDISりコメントを書いてくれたりするわけで。

大体はてな村なんてどっかの東北の方の村みたいに党派が争っていて医者は追い出されるかと思えば人間観察に次々やってくるという無法地帯で、その狭苦しい党派性の中である種のアンタッチャブルな空気が醸成されていると言っても元々メタ視点でボコボコにされてるわけじゃないですか、村人は知らないことが多いだけで。

はてな村マジレスインセンティブが低いのは(実名がわかっている人も含め)リアルでの関係性がわりと希薄だから、という面が大きいと思うんですよね。だいたい、ネタインセンティブが高いのは「当の本人」だったりして。

シロクマ先生のエントリに違和感を感じるのは僕も同じくで、

うまく言葉がまとまらないので、私はotusneさんに「こういうの、いけない」としか言いようがない。しょせん部外者であるところの私は、細かな心理的背景とか、そういうのを忖度するには相応しくない。「目を覚ませ、otsune!」と言える間柄でもないだろう。しかし心理的背景のいかんにかかわらず、四十を迎える男は、やって良い事、やってはいけない事の分別を弁え、雨の日も、風の日も、人としてあるべき道を歩く背中をこそ、年少者に対して示すべきではないか。

いい歳の男が危険運転を書き込んでいるんだから、「こういうの、いけない」って言わなきゃダメだろ - シロクマの屑籠

てのがすでに火消し案件の様相を呈しているもんなあ。村において「こういうの、いけない」というのは盛大に火をつける行為ではなかったのか。なんかなまあたたかい。

とはいえ、事の発端が「体験談ネタを書いたら生々しすぎて滑った」という話だと思うんだよね。だから、みんながもにょもにょ反応しているだけで。もっというと、「ちょっと雨の日にスピード出しすぎたら事故った」に対してどこまで全力でDISっていいかって微妙じゃない?非常に石を投げづらい案件なわけで。

なので、今回のは「otsuneさんだから」じゃなくて、案件自体が湿っていて火がつけにくいまたは火をつけると地球がヤバイかのどちらかが理由でみんなが火をつけたがらなかっただけじゃないかと思ったりします。