出来る人からみたら超絶無駄なレビューとテストの存在意義

それでも、エンジニア同士での評価として、中には「週に10の成果を出して10の負債を生む人」がいるとする。この人は、外から見た時にプロジェクトに貢献しているように見えるが、その実プロジェクトに貢献していない。
でも、見た目上はそれなりに仕事しているので、他のまともなエンジニアと同じぐらい外部から信頼されてしまう。

技術的負債という(非エンジニアにとっての)隠しパラメータが生産性100倍を起こす - mizchi's blog

どういう類のコードを想定しているかわからないけど、僕の現場でこれやったらレビューとテストでボロカスになるんじゃないかなー。10負債を積み立てられるような人は10も絶対成果でないと思う。なので、この前提って管理(成果物の完了基準の設定を含めたものね)がなってなさすぎるだけなんじゃないかなー。

プロジェクトにおいて政治で解決するのって「完了基準に満たないから期限を延ばしてもらう(あとのフェーズでバーターがあるかも知れないリスクはあり)」か、「完了基準に満たないけど先に進めることにする(地獄の始まりである)」のどっちかしかないと思ってるし、なんだかプロジェクト管理のお仕事が甘く見られている(というかヤバイプロジェクト管理しか体験したこと無い)ようにも見えるなあ。

まあ成果と負債が数字にはなってるものの感覚的で定量化されているとは言いがたい話なのでなんともかんともかな。