データを出さずには否定できないケース

データを収集すること自体が面倒であるという場合ももちろんあるけど、このケースはデータ自体は目の前に転がってるよね。

こうした「ワタミの卒業生」を全員、離職率と表現されるのもどうなんでしょう。

渡邉(わたなべ)美樹 - ワタミの卒業生が「居食屋 大樹」をオープンし お祝いに足を運びました。... | Facebook

別に「こうした「ワタミの卒業生」」のことを離職率と表現しているわけではもちろん無いでしょう。
42.8%とされる離職率のうち、例えば2.8%がこういった独立だとしても40%は依然として普通の離職なわけですからねえ。これが仮に40%は独立なんですよって話だったらワタミすげーになるわけです。

仮にもカリスマオーナー経営者がですよ、「どうなんでしょう」なんていう曖昧な言葉を使うわけですよ。もちろん、離職率の高さの問題はごまかしたい、でも実際に高いことは否定出来ない、だから(稀と思われる)反論事例だけを強調する、ということで一体これで騙されてくれる人は誰なんでしょうねって思ったら賞賛のコメントが…世間ってちょろいんでしょうねこういう人にとって見れば…