巨大システムのコストのかかり方の異常性について

あああああああもうやだこんな仕事やだ…

単純な話、20くらいの部署の人間が2時間の打ち合わせに出たら40人/時間ってことは大体5人日、1人月100万として25万コストが掛かるわけですよ。誰かが決めてあとよろしくってやればいいだけの話を影響調査とか見積もりとかやっていると平気で50人月すなわち5000万円とかがすっ飛んでいく世界なんですよ。で、なんだかディスクが足りないから減らすように検討しろとか言って1億円くらい検討の工数で吹っ飛んでいくんだけどそれならディスク買ったほうが安いわけですよ。コスト削減って言って削減されているように見えるコストってこの先の工数の先食いなんですよ。死ぬ。

CPUパワーが足りないから方式変えようなんて検討するのは元のがよっぽどタコいならともかく大抵の場合CPU買ったほうが安いんですよ。そりゃね、ある程度こじんまりしていて影響度合いが最初から図れるようなシステムだったらそうやって削ったほうがトータルコスト減りますよ。ランニングコスト>アプリ改修費用>ハード追加費用の場合にランニングコストが高いからトータル高くなるし、方式調整しようぜってのは罠ですよ。1年後くらいに結局アプリケーションがグダグダになってアプリ改修費用が一番高くなるに決まってるんですよ。ハードは裏切らないけどプログラムを作る人間は裏切るんですよ、期待を。

6割位人を減らして見切りで作った方が安くなりそうですよ。

はああああ。