某社に見るシステム開発における社内政治の無駄さ加減について
- 業績は部署についてまわる
- 複数の部署が同じ目的の巨大システムに携わる
- 評価の基本は減点法である
- 業績をプラスにするよりマイナスにしないことが優先される
- 隣の島の人は同僚ではなく調整相手
- 文書のない調整結果は意味を持たない
- 1分で済む会話より3往復かかるメールを選択する
- やったという証拠を残すためだけのレビューを実施する
- 指摘事項なしは疑われるのでフォントサイズにいちゃもんを付ける
- 監査はそれを見て満足する
- 予定と違う報告は許されないので報告の数字は捏造される
- できないから遅延するよりも中身が空でも枠だけで出来たことにするのが政治的に正しい
- どんなに正しくても政治的に間違っていると判断されたことは闇に葬られる
- 言ったもの負けで誰も言わないので全員が負ける(実は言ったら勝てることが多いが賭けを許容しない
- 常識で考えればこうするでしょということを決めるのに年収1000万超の人の判子が100個必要
- そもそも常識で考えればこうするでしょという選択がなされない
- 事前にわかっている問題を指摘するよりも蓋を開けてみたら問題があったということにしてしまうことを選択する
- わざと調整を怠り認識相違という理由を残す
- システムが巨大であることが原因というにして誰も責任を取らない