銀行間決済について

人力検索で(主に質問者の態度が)話題になっていたので。業務のところは専門でないのできちんと把握しているわけでもなく間違ってるかもしれませんが概要。
まず、振込で他行とやりとりしているのはあくまで為替であって、現金ではないので、どこかで決済しなくてはなりません。決済が終わるまでは相手先銀行の倒産リスクがある。だから日銀RTGSというリアルタイム(といっても一件毎ではないけど)決済システムがあるのだけど、いずれにしてもどこかで日次の締めをして入り払いの収支を合わせなければならない。リアル決済できない銀行間取引もまだいっぱいあるし。
だから24時間リアル送金をするには全銀行の決済システムを変えるか、個別の決済システム(当然P2Pな専用システムになるので高コスト)を作るしかない。もっとも旧郵貯と個別提携していた銀行は(郵貯が銀行ではないため全銀ネットに繋がってなかったから)専用線引いてた。
そんなわけで、24時間他行にリアルで送金される仕掛けに今はなってないのですね。