2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

残業の限界

倍働かせても残業代以外の固定費があまり増加しないから、残業させるというのはそれによりリニアに利益が増える仕事ができるのであればおいしい。サービス残業ならなおおいしい。 僕はどちらかというと、必要な残業はすべきだとは思うほうで、時間過ぎたら報…

所属先に抗議が行くことは極めて正しい

誰かが前に、ウェブ(だけじゃないけど)の名前とは属性であり、属性とは所属である、というようなことを言っていたけれども、そのとおりで、実名で活動することと属性が結びついてしまうということは、所属を背負っているのと半ば等しい。そして、現実での発…

もちろん、言葉は人を殺すけれども

正確には、コミュニケーションは人を殺す。沈黙もまた一つのコミュニケーションであり、人を殺す。すなわち、言葉を発しようが発しまいが、人は死ぬときは死ぬのである。 不特定多数、あるいは匿名のなんとか。そんなものに殺される弱さも人間は内包している…

復讐の委託

犯罪の被害者が加害者を責める気持ちはわかる。きっと復讐が許されるのであれば自らの手で縊り殺したいと思っているものもいるに違いない。そんなんで意見陳述でたら当然怒りをあらわにしてしまいますよね。 怒りをぶつけられた少年の一人は少年院で自殺を図…

辞めてようやく休める会社のこれほんと?

こんなのを見た 92. Posted by 名無しさん@八周年 2008年04月25日 12:40 日本電産は、 ①傾いた会社買う。 ②会社・社員をキリキリに締め上げて、利益を搾り出す。 ③絞り切ってガタガタになった会社だった抜け殻はシラネ。所詮、他会社だし。 の繰り返し。 締め…

経営者たちの本音

「休みたいならやめればいい」を「正論を言ってくれた!」って褒め称える経営者が結構いるらしい。まあ先進国の中でも圧倒的に夏休みの少ないわが国の競争力なんて所詮そんなところにしかない。 日本はある意味文明化されてなくて、原始的な農耕民族の匂いを…

故意に労働基準法を無視し続ける経営者は刑事罰でいいよもう

言い訳が始まった模様です。 現に、社員の経済的処遇面に関しては、年々業界水準を上回る率で賃金水準を改善してきており、本年度も、平均賃上げ率は業界水準を大きく上回る6%にて実施することと併せ、年間休日も前年比2日増加させております。尚、休日に…

オンもオフもねーよ

個人的なブログであっても、それがたとえ匿名のブログであっても、アホなことを書いた報いは来るのだ。実名で書いたから、立場を持って書いたから、というのは本質的な問題でない。アホなことを書いたという事実はアホな自分をさらけ出す結果をもたらす。教…

リモホ晒しの是非

某所で起きたリモホ晒しを問題視する向きがあるようなんだけど、何が問題なのかわからない。精々仁義の問題である。 もっともそれを個人情報と相対できるように提示したりするのはちょっとどうかと思うし、接続のたびに変化するようなプロバのリモホを持って…

危険な情報にはハードルをつけるべきかも

先日書いた記事、科学リテラシーを高めると自殺も簡単 - novtan別館に対して「硫化水素+作成法+洗剤」でGoogleから飛んでくる人が大勢います。もちろんリモホは全部違う。さすがにちょっとこの現状はどうかと思った。 ウェブが、通常の教育の中で科学リテラ…

残業しまくれば競争力が!

当然ですけど、鞭だけじゃ人は働きませんからね。飴が適切に供給されていれば大丈夫かも知れない。 ものすごい高いモチベーションを保ったまま働き続けることが出来るのは、その先に見えるものがあるから。ニッチで高付加価値な製品を安価で作ることで確保し…

DQN親から子供を守るためのネット規制ではない

フィルタリングをするしないという意味では僕はするほうが良い派なのだけれども、一方で、解除についてもハードルを上げすぎるべきではないと思ってる。親の情報リテラシーってはっきり言うと普段からこっち系に関心を持っていない限り、DQNじゃなくたって、…

論点を明らかにしないまま印象を攻撃しあうのは議論ではないよね

如何に手を変え品を変えても結局論点がなんだかわからないことをいいあっているだけでは子供の喧嘩と変わりないわけです。どんなに色々な比喩を持ってきたとしても、核心的なところにちゃんと触れていかないと、「それで?」で終わってしまいます。 青少年に…

聖火リレーで転載スパイラル

ウェブリソースの無駄遣いだから勘弁して欲しい。長野県警は(ぇ 単に多くの人の目に触れさせたいだけだと思うけど、事実に対する証拠を撲滅できなくする的な効果はなくて、広まれば広まるほどデマのように思えてしまうのは何故だろう。少なくとも映像がない…

続・弁護士の職務って

前回のエントリで書きたかったのは、「嘘だと思ってもクライアントを守り続けるのか」ということで、必ずしも今回の光市の事件に当てはまる話ではないのです(最後の一節を除いて)。まあ、弁護士だって「降りれない」わけじゃないですから、今回は真実と認め…

弁護士の職務ってなんなの?

元少年(このいいかた変だよね?)が真実として語ったんだから弁護士を責めるのはおかしいてきな意見を目にするたびに少し思うことが。 元少年の出鱈目に騙されるほどバカだった 元少年の出鱈目を利用してやろうと考えた 元少年に「今のままでは死刑確実だから…

JASRACの取り分はどこから来るのか

ちょっと考えてみた。 JASRACはCD(オーディオ録音)における音楽著作権料として6%の音楽著作権使用料を設定して徴収している。 1枚3,000円のCDが売れたときのJASRACの取り分 - P2Pとかその辺のお話@はてな 2007年の音楽ソフト売上が3330億だから、大まかに…

「休みたいならやめればいい」の前近代性

言葉自体、大変合理的な話ではあると思うのです。ただし、現代社会でなければ。 「休みたいならやめればいい」――。日本電産の永守重信社長は23日、記者会見で「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社…

放送業界の陰謀

放送業界は包括契約でも痛くもかゆくもない。もはや流れる楽曲はシステム化され管理され、使用した楽曲の明細を出すことなどお茶の子さいさい(死語だと思ったら携帯の辞書に入ってた)である。何しろ流すのはそのシステムを利用した特定の誰かなのだ。 「しか…

アナログ停波と生活保護

ふと思った。貧乏な家庭はチューナーを買うのもままならないけど生活保護家庭では必需品だから支給されたり補助がでたりして。

「死にたくない」と泣き叫ぶべきか

死刑に報復感情を満足させる以外の何かの効力があるとすれば、人として越えてはいけない線を踏み越えたらえらい目にあうということを社会が再認識するということくらいなのかも知れないけど、本人が反省し、罪を悔いながら死んでいくのと、死にたくないと泣…

包括契約の是非

ついにJASRACに公正取引委員会が立ち入り検査を行ったようです。 放送事業者は、JASRAC管理下の曲は定額で使い放題である一方、別の著作権管理事業者の管理する曲を使う場合には追加支出が生じる形となっている。このため公取委は、放送事業者が新規事…

自由の敵はSLAPPか

オリコン烏賀陽裁判の地裁判決が出たようです。結論から言うと原告勝訴、と。 これまでの雑誌に対する名誉毀損訴訟の判例とかを見る限り、この判決がまったくのデタラメなものだとは思わない(報道をどう捉えるかという配慮はされてないけど、司法がどれだけ…

光市事件の失敗

また安直に考えるけれども。 弁護団が荒唐無稽ともいえる被告の新証言を採択し結果として勝ち取れたかもしれない情状酌量を捨てたことは理解できないことではない。ただ、今回の主張で弁護団は、反省しない犯罪者がいること、また、他にも多数いるだろうこと…

死刑へのハードルという言葉

実際問題として、死刑には判例というハードルは存在していて、量刑は慣習的に決められている部分があるのだから、あながちおかしい質問でもないような気がする。 −−今回の少年は(犯行時)18歳。ハードルが外れ、今後、少年の死刑判決が続くと思いますか。…

もう人間?

未熟な未発達な青少年というくくりかたの欺瞞は遙か昔にディックが「まだ人間じゃない」で極大の皮肉を込めて描いたところから進んでいない。ディックは大人の教科書なのかも。未発達な大人は読め。 18歳の犯行と有害情報へのアクセス規制とは直接は関係ない…

死刑の意味

うーん。粛々と死刑に処されるのは確信犯か気の遠くなる時間のあとの悟りくらいのものじゃないのかなあ…

ネット規制と未成年

あれだけ世の中のネットリテラシーをけなしておきながらいざ規制となるとリテラシーがあることを前提に規制に反対するのはなんだかなと思う今日この頃です。あ、誰かがそう言った、というわけではなく反対派の総論的な受け取りかたをするとそう見えるだけだ…

科学リテラシーを高めると自殺も簡単

そういうことでしょ? 硫化水素を発生させる方法がインターネットの掲示板に多数書き込みされ、自殺を誘発している恐れがあるとして、京都府警は17日、23のプロバイダー(接続業者)に書き込みの削除を検討するよう文書で要請したと発表した。 http://sa…

コメントの追跡可能性とはてブとその他もろもろ

どこにコメントを書くべきかの問題というのは単にコメント制御性の問題でもなく、追跡可能性の問題でもあるというのが実は大問題なんだよね、確かに。 結論からいうと人のブログのコメント欄に書いても、どこに何を書いたのかなんて把握できないし、従って見…