放送業界の陰謀

放送業界は包括契約でも痛くもかゆくもない。もはや流れる楽曲はシステム化され管理され、使用した楽曲の明細を出すことなどお茶の子さいさい(死語だと思ったら携帯の辞書に入ってた)である。何しろ流すのはそのシステムを利用した特定の誰かなのだ。
「しかし、ニコニコの奴らはユーザーが勝手にアップロードする動画内の楽曲を管理できまい」
「そうですな、ふふふふふ」
包括契約など時代錯誤。次の世代も我々の元に主導権があるべきなのだ!」
…一方そのころ
「楽曲マッチングシステムと解析用DB出来たよ〜」
「ごくろうさん。最近HDD安くて助かるわ。そのうち全世界のCDが一台に収まるんじゃね?」
「それにしても、似てるけど違う曲を検出するためのチューニングが大変でしたよ〜にてる曲大杉」
「それだ!次のサービスはパクリ自動解析システムとかどうよ!おもしろくね?」
「夜道に注意じゃないすかそれ?」
ここに次世代著作権管理団体の萌芽が芽生えたことに、まだ誰も気づいていなかった…