2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

三重県人権センターの件

無いはずの裏2ちゃんねるに家宅捜索、証拠隠滅の疑いでひろゆき氏指名手配、と言うシナリオを妄想。最近の警察と司法と報道の癒着っぷりを見るとあながち妄想では無い気もしますが… オーマイもそうだけど、素人が偽情報嘘記事垂れ流してそれを信じちゃう人…

モヒカン族あるところケンシロウあり

ものすごく既出な気がしますが… 実は正義を押しつけているケンシロウがいるんじゃないか?どちらも場の空気に関係なく暴力を振るいますが、弱者に強いのがモヒカン、強者に強いのがケンシロウ。ケンシロウは対話の余地がありますが、納得いかないと秘孔突か…

逆ギレ

http://d.hatena.ne.jp/jyl2142/20061028#p5 *1あんまりな言われようですが、猛省すべきはこんなのにまでウェブを使えるようにしちゃったIT業界かもしれん。しかし、PCエンジニアって言葉はあまり聞かないな。作家としてファンタジーが現実を侵食している様…

見て見ぬふりのできないウェブ社会

最近モヒカン族についての話がよく話題になるのはやっぱり無断リンク禁止問題と絡めてなんだろうなあと思うのです。今に始まったことではありませんが、原理主義者の主張が通りやすいという点で、無断リンクはモヒカン族の好むところの話題と言えましょう。…

2ちゃんねる化?

ARTIFACT@ハテナ系 はてなダイアリーは2ちゃんねる化が進んでる。この記事内での言及先に行けないのでいまいちすっきりしませんが、気になった点。「スレの空気によって意見が多様性を失っていく」ということについて。2chの「名無しさん」という背景も基本…

高校って、受験勉強しに行くところだっけ?

耐震偽装ならぬ授業偽装で高校卒業の単位が足りなくて大問題。何しろ「日本史には世界史が含まれる」だの「授業名と中身が不一致」だのやりたい放題なわけだから、酷いものだ。高校の生徒は大学で自分で授業を選んで単位を計算するのと違って、ほぼ限定され…

バブル後遺症今だ癒えず

asahi.com:請負会社への出向「違法」 厚労省、松下電器を指導へ いくらなんでも「正式に偽装請負しますよ〜」と宣言してやって問題になるっていうのは酷すぎますが、経営陣が企業における「社会的責任」を全く省みず、会社の利益にのみ忠実になっているとい…

ついに踏み出した絶望への一歩

新小児科医のつぶやき なるほどのコメント欄から引用。 勤務医 『 ついに始まりましたよ。 一人で救急指定病院で当直(バイトという立場で)の応援は嫌だとうちの医局の医師たちが拒絶し始めました。だったら医局を辞めるそうです。続出しているようです。入…

巨大なブラックボックス

http://www.sun.com/emrkt/blackbox/index.jsp いやはや。参りました。月まで行っちゃってるし。電源の確保さえできればある意味最強っぽい。 誰もが小さいラックを作ろうとしているときに、コンテナサイズだったら持ち運びに便利だよねってソリューションに…

純粋な悪

いじめられた経験を持つ人は少なからずいると思う。僕もそのうちの一人だ。無論、いじめにもいろいろあり、レベルもある。相対的に見るといじめといえるのかどうか微妙なラインのものしか体験していないので多くは語れない。自分が受ける仕打ちは理不尽だと…

責任の偏り

この記事を読んで暗澹たる思い。我々IT業界の人間も予見可能性が低いことへの挑戦を続けているわけで、他人ごとではない。いちかばちか、緊急な判断を要する職業であれば、何度と無く直面する状況。最善を尽くさなかったことではなく、最善を尽くしてもなお…

団体サイトと個人サイトと

はにっき - 高木浩光氏は何様のつもりなのかを読んで「法律作れよ」との言に反射的に反応しそうになりましたが、ちょっと落ち着いて考えてみることにしました。コメント欄でも「仕組み弱者」という言葉が使われていますが、インターネットが技術者だけのもの…

ネットワークのコスト負担

ネットワークのコスト負担の議論,やめませんか?:ITpro 。確かにコスト負担の公平性は議論する余地は無いかもしれない。最初から社会インフラとして構築されたわけではなく、儲けようとして始めた事業だから公平性を求めるのには無理がある。しかし、 ただ…

今週のオーマエニュース

Web2.0型企業とは、ターンアラウンドタイムが早くて世界中のいちばん安いところから調達できる企業のことだそうです。なんとなくいいたい意味はわからんでもないですが、ちょっとキャッチフレーズ倒れしているような気がします。というか、ターンアラウンド…

三国志12〜13 / 北方謙三

三国志〈12の巻〉霹靂の星 三国志〈13の巻〉極北の星 もはや今まで活躍してきたほとんどの男達は死んでしまっていてテンションダウンしている三国志の終盤です。司馬家がじわじわと曹家をのっとっていく様子のねっとりぶりとかはいいですね…。粛々とした北方…

国民総無責任時代

新小児科医のつぶやき その日が来たか・・・。ついに現代日本の抱える最大の問題点が最悪の形をもって世にしらしめられたわけです。これは医療の問題ではなくて、共同体としての社会の変質に他なりません。行政の問題ですらない。法治主義の最悪な部分が顕現し…

物心

綾川亭日乗 もしや、この人は「物心」のついてない人ではについて、あとのエントリで「物心」という言葉について少し触れられている。元のエントリで「物心」とあえて括ってあるのはカマヤンの虚業日記 「物心」のついていない人たちを基にしているからです…

キヤノンよお前もか

請負法制「無理ありすぎる」 御手洗氏、経財会議で発言と。あんまりです。僕も過酷なITの現場(笑)で働いている関係で、偽装請負の実態と言うのはよく分かっているし、請負契約で仕事を回すことでの双方のメリットも承知している。製造の現場では人件費は原価…

糾弾すべきはこっちだ

高木浩光@自宅の日記 IPAセキュリティセンターさえディープリンク禁止などとしているわけだが。僕もなんとなく界隈の尻馬に乗って個人に対するネタに追随していた感が今思えばありますが(それでも一般論に終始したつもりですが言及はしていた)、本来はこっ…

言葉は選ばなければならない

断片部さんのはてブでの晒しとかのブクマコメント(整理のため何々派と付けさせてもらっています)に「無断リンクと言われるなんて心外だ派」とつけたら 私がしているのは無断リンクであり、心外でもなんでもありません。 あのエントリで言いたかったのは、言…

コミュニケーション不全1

自分の主張の観点と違う観点の主張とは話し合うことが出来ない 例: その追加機能は絶対必要なんだよ!最初は想定してなかったけど。コスト?追加工数?そういうこと言ってるんじゃないってなんでわからないの? 無断リンクは禁止ったら禁止です。私が嫌だか…

コミュニケーション不全2

自分の考えを思いつくまま垂れ流す。まとめない。 例: 私の理解ではここはこうなっているからこういう理由でこうですよね、だとしたらこれはこうなると思うんですけどどうでしょう? (…そもそも最初の理解の前提がわかんねーよ) あーこれかこうなっているか…

スタンス

思想の背景を色々確認しながらじゃないと議論にならないと言うか、メタ議論になってしまうというか、とにかくそういう性質のものを突き詰めて考えるのは苦手です。論というよりは自分の見える世界からのまとめ中心に書いているのはそれが理由です。〜派はよ…

コミュニケーション不全3

村の掟 よそ者が進入したら捕まえて神に捧げなければならないんじゃよ。あんたに恨みは無いが300年続く村の掟なんじゃよ。逆らったら御先祖様に祟られるんじゃ…(むー、むー、あーふーへーへーふーえー) 対話の余地が無い。如何に倫理的に間違っているかを説…

粘着して遊んでいるようにしか見えない。

これ。主張自体は見るべきものは何も無いものですが、大抵のブログなんてそんなものなわけで、いくら「無断リンク禁止!」に腹が立っているからと言って、このエントリにあえてコメントし炎上させる必要はあるのか。自分を棚に上げて返答している点について…

今週のオーマエニュース

すっかり大前研一ウォッチャーと化してきた感がありますが、今週も行きます。今週は「ビジネス新大陸のWeb2・0時代における経営者とエクセレントカンパニーの条件は何か?」。 一例を挙げると、いまシステム開発についてもっとも安くてすぐれたものを持ってこ…

無断リンクをめぐる派閥的まとめ

当事者には興味ないのですが、いろんな考えがあるものだなあと感心したので今日は視点を変えて少し整理したいと思います。間違ってたり足りなかったりすると思いますのでお気づきの点など御指摘いただけると幸い。主張している人のマッピングは色々と危ない…

あらためて御案内

昨日のエントリには開設以来の多数の御来場をいただきありがとうございました。ついでに他のページをご覧になった方には駄文の嵐で失望させてしまいましたことを深くお詫びします。この日記ですが、基本的には読書・音楽視聴感想文(とても批評とはいえません…

三国志10 / 北方謙三

三国志〈10の巻〉帝座の星 中心人物がだいぶ少なくなってきて、物語が加速していきます。生き様から死に様にシフトしてきたと言うか。前巻の最後でついに関羽が死を迎えます。そうすると普通、劉備と張飛とが周囲の制止を聞かず弔い合戦に突入していくわけで…

三国志11 / 北方謙三

三国志〈11の巻〉鬼宿の星 陸遜が辛そうです。そらそうだ、かたや死んでも敵をとる覚悟の劉備。かたやなんかやる気の足りない孫権。2人の英雄の狭間で自分の作戦を貫き通す。歴史小説読んでると軍師な人たちは結構自信満々で指示だししちゃったりしています…