ネットで無料サービス限界論まとめ

断片的に出てきたんだけど、タイミングが揃ったのはみなが共通認識として感じ始めたからなのだろうか。
「広告収入で無償サービス」の時代はそろそろ終わりかな? - novtan別館 なんでこれを書いたのかのきっかけは忘れた。思い出したい。書いた直後にITmediaJASRACシンポジウム:“タダが当たり前”の時代、コンテンツ産業に起死回生の魔法はあるか (1/2) - ITmedia NEWS これはコンテンツ論ではなくて運営論なんだけど一見コンテンツ論に見えるところがなんだかな。これは12/9にあったみたいだけど、僕の最初のエントリとは関係ない。で、コンテンツで収入を得ていける仕組みをみんなで考えよう - novtan別館を書いた。
その後、取材に裏打ちされた「タダが当たり前」の時代は終わる? カフェスタが「お金払って」と呼び掛けた理由 (1/2) - ITmedia NEWSが。
それに言及したエントリも。有料ネットサービスが成功しないたったひとつの理由 - いつか作ります - 断片部の中で語られる理由は僕が示したものと同様。つまり、みんなPCでのサービス有料化の一つの大きな壁として、小額決済の仕組みがきちんと整備されていないことは意識している。それは、ずっと前から言われていたことだけど、なかなか実現できない。
なんで実現できないのか。技術的にはそれほど難しい話ではないけれども、初期費用がかかったりすることが多いからかもしれないし、ユーザー登録(と、それにともなうクレジットカード登録)がハードルにならない大手サイトの個別決済システムにとって小額決済はある意味、敵を増やす仕掛けでしかないからかもしれない。
いずれにしても、なくてもなんとかなるだろうと思っていたツケをそろそろ清算すべきところまで来たのかもしれない。もちろん、清算には痛みを伴う。

その他いろいろ

最近ははてブ関連エントリで出がちなので一生懸命ならべる必要もないのだけれども、目に付いたものだけ。