足し算の誤謬
ソースの検証を行っている際にしばしば問題になるのは数字の扱いであり、それを表現する言葉だ。そして、結構な場において、論敵から「足し算ができない」という揶揄を浴びることがある。しかし、そう言っている方が根本的な誤りを犯している場合がある。
パターン1 単位が誤っている
マイクロとミリのとりちがえ、ワット時とワットのとりちがえなど、根本的に誤っている
パターン2 密度や限度を無視する
例えば60°Cのお湯と80°Cのお湯を足すと140°Cになる。これは水の沸点や温度についての一般的な知識の欠落が必要なのでそうは見かけないが、専門外の分野ではわりと簡単に同様のことをやってしまう
パターン3 足しても意味がないものを足してしまう
「期末テストが20点、追試が30点だからボーダーの40点超えてるじゃないですか!」
「今の言葉で君の留年は決定したよ」