足し算の誤謬

ソースの検証を行っている際にしばしば問題になるのは数字の扱いであり、それを表現する言葉だ。そして、結構な場において、論敵から「足し算ができない」という揶揄を浴びることがある。しかし、そう言っている方が根本的な誤りを犯している場合がある。

パターン1 単位が誤っている

マイクロとミリのとりちがえ、ワット時とワットのとりちがえなど、根本的に誤っている

パターン2 密度や限度を無視する

例えば60°Cのお湯と80°Cのお湯を足すと140°Cになる。これは水の沸点や温度についての一般的な知識の欠落が必要なのでそうは見かけないが、専門外の分野ではわりと簡単に同様のことをやってしまう

パターン3 足しても意味がないものを足してしまう

「期末テストが20点、追試が30点だからボーダーの40点超えてるじゃないですか!」
「今の言葉で君の留年は決定したよ」

パターン4 重複を排除しない

スマホの契約者数が1000万人、ガラケーの契約者数が6000万人なので日本の携帯人口は7000万人ですね!」
「おまえにぶら下がっている2つの端末は何だ?」

パターン5 自然減少を無視する

足し算をするときには細かいことを積み重ねるのに引き算の指摘はあり得ない仮定で無視してみたりする。
「このままの出生率だと地球は人間で足の踏み場がなくなりますね」
「誰も死ななければな」





とまだまだいろいろありそうだけど、相手を「足し算ができない」と罵る場合は実は足し算できてないのは自分だという罠が待っているかもしれないので注意した方がよい。