責任を追及しても組織は変わらない

学校が悪い、先生が悪い、教育委員会が悪い、親が悪い、と言っている場合じゃない」と述べ、責任を追及するのではなく、関係者が一体となって原因究明や再発防止に取り組むべきだと強調した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012071900660

いやー、良いこと言いますね。全くその通りだと思う。
責任を追及することは少なくとも目的ではない。もちろん原因究明をしたらもう責任をとるしかない(場合によっては犯罪として追及されるべき)事実が明るみに出ちゃうかもしれないけどね。
再発防止について取り組むことも重要です。はっきり言って、学校教育という場の構造そのものに問題がある可能性が高い。だから、ここは個人の責任問題なんて狭い世界で終わってはならないことなんですよね。その結果として、少なくとも今回の件に直接責任が無い人たちが色々なものを失うかもしれないけど!それが再発防止策ってものなんだからね!責任を追及することとは全く関係ないよね!

輿石氏って日教組のドンと言われていて当然ながら現状の教育問題について責任ある立場の一人だよね。その人が再発防止に取り組むべき!という実質的にはドラスティックな構造改革を意味する意図の発言をするだなんて非常に思い切った話です。場合によっては日教組解体もあるんじゃないかな?!

次回の選挙に響くんじゃないかって心配になりますよね!

え、そんな意図で言ったんじゃないって?自分の発言の責任くらいは原因究明とか再発防止とか必要ないんだからちゃんととってほしいものですけどね。