EAST COAST BLOW OUT / Jim McNeely/WDR Big Band

この出会いがその後の方向性を決めたともいえます。5曲の組曲ですが、やったのは2曲目"Skittish"
山野の選曲のとき、延々とかかっていたこの曲。当時はJim McNeelyはもちろんのこと、ジョン・スコだって名前を聞いたことがあるかな程度だったし、このCD自体は持っていなかったから色々知らなかったんだけど、洗脳された。
山野後、先輩が秋葉原ヤマギワに山のように売ってるということで連れて行かれ、買わされました(なんかえらい安かった)が、初めてバンド、メンバー、他の曲を聞いたわけです。

  • Jim Mcneely - Comp./Arr./Piano
  • Marc Johnson - Bass
  • John Scofield - Guitar
  • Adum Nussbaum - Drums
  • WDR Big Band

というわけで、リズム隊フィーチャーの珍しいアルバムですが、見ての通り錚々たる面子。WDR Big Bandはその後長い付き合いで、色々買う事になるんだけどそれはまた別の話。
Skittishはとにかくこいつらが延々とソロ合戦を繰り広げるのです。じゃあホーンに出番がないかというとそんなことはなく、ピアノとバトる、ギターとバトると非常に大人気ないアレンジになっております。いや、その大人気ないあいの手がカッコいいのですよ。5曲目Finallyもリサイタルでやった。ちょっと変態系Jazzが好きな人には文句なしにお奨めです。
ちなみに、最初に買ったのは誰かに貸したら帰ってこなかったので、海外Amazonから買いなおしたと言う曰く付き。最初に買った奴のブックレットは色が今一般と出回っているのと違う(白かった)のですが、なんでなんだろう。

East Coast Blow Out