The Dallas Jazz Orchestra Plays Dee Barton / The Dallas Jazz Orchestra

カニカルな曲やファンク、熱めの4 Beatと盛りだくさんなコンテンポラリーな感じの曲ばかりなのですが、何故か全体を流れる空気がお馬鹿なせいか、ダサカッコいい方面にずいぶんとふられちゃっているアルバム。バンドは上手いです。タイトルの通り、Dee Bartonさんの曲をやっています。どうお馬鹿かと言うと、二曲目の印象が強すぎてアルバム全体が戦隊物と化しているところ。ありがちなBrass Rockっぽさが入ったフルバン物っていう感じでもあるんだけど…
ゲストソロイストのDon Menzaがなかなか熱いソロを吹きまくってくれるのがいいですね。でもやっぱり戦隊物なんだよな。全部二曲目のせいです。お馬鹿です。そしてそれをリサイタルのアンコールでやったライトもお馬鹿です。
The Dallas Jazz Orchestra Plays Dee Barton