4月の関心空間

4月はあまりアクセス数が上がらなかった。ニュースサイトに取り上げられるようなネタを書かないとうちみたいなところはまだまだ全体のアクセス数に影響するし、ホッテントリ経由はブクマをその日に大体30以上は集めないと次の日には来なくなるからそういう点でもちょっと弱かったですね。
その反面、継続して読んでいただいているかたもいて、大変ありがたい思いです。
色々な個人的な事件があったり仕事が忙しかったりして、あまり大きなネタは書いていないのですが、4月は議論のお作法とコミュニケーションについてのエントリが中心だったと思います。本当は書いていてそれほど楽しいというか、建設的ではないと思わなくもないのですが、自分のスタンスというのを整理し、文章にするというのはそれなりに大切なことではあると思っています。
タミフルの件はシーズンが過ぎるとともに急に情報が萎んでしまいました。世の中の人が薬というものが毒の一種であるということを如何に認識していないかということが良くわかった一件。
そんな中で合間をぬって少し書いている実名匿名論はあまり反応なし。でもこれ多分ここ2〜3年で激動するんじゃないかというポイントよ。長年こうしてやってきて基本的なスタンスは何も変化しないと考えている人が大部分だと思うし、古参になればなるほどそうだと思うけど、これだけ現実世界との接点が多くなると否応なしに変化はやってくると思います。そのときに、こちら側がどう対処するべきかを予め考えているかどうかというのはその後の流れに大きな差が出てくるのではないかな。というわけで、まだ継続して書くつもりです。つまり、かつてのやっぱり自由なインターネットは廃止すべき - novtan別館のようなものをもう少し具体的な観点から出発した形で発展させたものを書いていきたい。
少しエントリ数を減らして一つをじっくりと書きたいとは思っているんですが、なかなかうまくいかないですね。まあいつものペースで今月も書いていきます。