はてなキモイ?

なんかそういう話になっているけど、キモイというか、mixiなんかとは違うのは当然だよね。
最初から他者とやりとりしようとして書いている人は良いけど、そうじゃないのに「キーワードで繋がっちゃう」ってのはどうにもこうにも。ゆるーい繋がりを志向しているんだろうけれど、勝手に繋がるのと繋がらないのはものすごい違いで、「どうせGoogleで検索されたら一緒じゃない」と言う人はわりとウェブ依存症の人だと思う。
mixiが女子コミュになぞらえられるのは、mixi自体がシンプルで出来ることがあまり無いから。マイミクが何かっていうのはとてもわかりやすいけど、はてブでコメントしてくるこの自動マイミク的人たちは何?って思う。気がついたらいつも同じようなメンツがコメントしてて、あれ?友だち?でも繋がり無いし。
SNSってのは、多分ウェブの世界から、サービスをちゃんと切り出して構築している。一方で、はてなはウェブの可能性を生のまま実装して提供してくれる。その生のウェブって突き詰めていくと、昔「パソコンオタク」と言うイメージで見られていたものなんだろうから、一般人と隔絶している感はあるよね。
だから、キモイってのは戦略な訳だ。無駄にサービスが連携していて、無駄に人と繋がる。これはありがたい人にはとてもありがたいんだけど、普通の人はそこまで求めていない。例えばロリポップレンタルサーバ業者として女子受けしていたのは、やっぱり切り口のわかりやすさと、無駄なことをしない点にあったんじゃないかな。見た目の問題ではなくて、本質。だから、はてなにはある一定の傾向の人が集まるだろうし、その人たちもmixiを使うべきところでは使っている。
将来、googleとかamazonとかで、何でもできちゃう、ってなったときに、じゃあ全部そこでやろうって人が大多数になるかっていうと、僕はそうでもないんじゃないかなって思うんだよね。