無断リンク禁止議論をするときの前提として
何周も何周もしているから、同じ議論になるのは仕方が無いとしても、これだけのメジャー議論な訳だから、ある程度の前提を最初から置いてもよいと思うのだけどね。また議論になっているので定期的な話題として。
- 無断リンク禁止は現時点では法的な効力は認められない
- ウェブを家に喩えるときは、壁と鍵のかかるドアを用意すべし
- 1の前提があるため、要求ではなくお願いとして語るべし
- 禁止するより、そのことに触れない方が無断リンクの量は減る
- お願いには、明確な理由が必要だが、1に触れてはならない
- 1に反する議論は、現時点ではべき論とか将来像であることを認識すべし
- 自分の思いがネット社会のマジョリティーだと勘違いすることなかれ(これはこちら側も)
- 自分の一言で簡単にネット社会を動かせると思うなかれ(by feather_angelさん。ちょっと改変)
- 技術で解決することは可能かもしれないが、自分で作成できないのであれば、その技術はないのと同じだということを認識する(by junkMAさん。結構改変)
これくらい普通に意識していたら、無断リンク禁止って言っても単なるループにはならないと思うけれどもね。
僕は、無断リンク禁止には意味が無いと思うけど、リンクされたくない気持ちは良くわかるし、その気持ちが明瞭で納得の行くものであれば、あえて晒しリンクをしたりすること自体にも意味を感じないですね。
追記でブクマコメにお答え
>tokoroten999 無断リンク禁止は議論するようなことじゃない、とはっきり言ったほうがいい。
議論したい人はそれでもいるし、そういう人の声が大きくなって、元々問題自体を認識していなかった人に一方的な声が耳に入り続けるのは避けたいですから、こうやってちょこちょこ書いたりするわけです。
>dadabreton このエントリーの内容も何周もしているループの一部。
というわけで、ループ自体は意味がないことでは現時点ではないと思っています。
あと、feather_angelさん、junkMAさんからいただいたコメントはリストに(内容は書き換えましたが)追加してみました。どうでしょう。