何かしらの表明として

コメント欄をはてなユーザー限定にすらせず大解放中のNOV1975です。こんにちは。id:Good_Hopeさんへの私信めいたものです。

今回のことは、はてブの洗礼というか、一人前のはてなダイアラーになるための通過儀礼という風に受け止めています。コメント欄を閉じていたのでブログ本体の炎上が避けられたのが不幸中の幸いですね。

http://d.hatena.ne.jp/Good_Hope/20070908/1189263468

僕は、Good_Hopeさんは〜こう言うとなんか偉そうであれですが〜とてもいい視点を持っていて、その丁寧な書きっぷりにも好感を持っています。
ある言及について、問題の捉え方が違うにもかかわらず、同じカテゴリとして括ってラベル付けをする、と言うのはある意味では集合知的な発想の限界点だと思うのですよね。なんでその発想に至ったかというメタ情報と言うのは付与されづらい。単に賛成反対と言うことが知であるならば、その知にどれほどの価値があるかはいまいちわからないし、否定する意見を言った、という事実が未来永劫までその意見を否定し続けるということでもなくて。
その辺の齟齬と言うのは場合によっては直感的にわかる(誤解されない)相手もいるんだけど、大抵の場合、いくつかの応答の積み重ねによって、解消されていくことが多いと思うので、反応を集めたエントリについては掘り下げていくと面白いんじゃないかなって思います。特に、賛否両論のときに、否定的な意見をどう受け取るかってのは自らの思考の方向性の表明につながることが多いというのが僕の個人的な体験。
そんなわけで、別にブログ同士ならトラバ送りあって議論すればよいのだけど、コメント欄を開放すると、また違った感じでの展開があって、面白いですよ。付き合うだけの余裕があれば、だけど。