ブロガーに意見して考えが変えられるなんて思ったら大間違い

不毛だなあって思う議論を見ると思う。大体偉そうに意見している人って、自分の価値観と違う意見をされたらそれによってころころ意見を変える自分って想像できるのかしら。僕は変えそうだけど。
傍で見てると大ブーメラン合戦に見える議論でも、当人たちはいたってまじめにやりあっているようだったりすると痛々しい。と見せかけて、まじめにやっているのは一方だけだったりするとより一層痛々しい。
自分の世界に相手を押し込めようとすることも、それを拒否するのも面倒で適当に応対するのも日常茶飯事で、適当にこんな価値観を持っている奴なんて軽蔑する、で済ませておけばいいのに、相手が参りましたっていうまで論破しようと試みるようなのも大変不毛であるわけですが、それを試みれば試みるほど、相手の意見は頑なになるというか、適当にあしらうことが不可能になって原理大戦が勃発して、原理同士の戦いは最後は暴力に堕するしかないわけで、これほど不毛な話はないわけですが、(言葉の)暴力を駆使してまで相手を従わせようと言う態度が見え隠れするだけでもうウンザリするわけです。見なきゃいいんだけど、それ以外のとこに普段から興味持っていると普通にみちゃうしなあ。
ウェブに(限ったことではないけど)言論の自由があることを信じている人は、他者がそれを受け入れない自由も十分に持っている上で、価値観のあわないものを排除するのではなく、避けていく努力をすべきだと思う次第。