趣味の品物をすてる⇒「それをすてるなんてとんでもない!」

趣味というのは移りゆくもので、その趣味が残した物品の数々は正に人生の足跡。あ、恥ずかしい過去も混じっているって事か。捨てろ捨てろそんなもの。

Unclutterer の記事で一番その通りだと耳に痛かったのは、「いつかやろう」と思っていても、現実として過去数年のうちにほとんど実行したことがない趣味だったら、それは「○○を趣味にしている」のではなくて、「○○を趣味にしている自分を思い描くのが趣味」だというくだりです。

そうした趣味は過去のあこがれや、あまい夢の残滓だったりするので切り離すのはつらいものですが、逆に考えるなら今最も楽しいことに集中するためにあえて別れを告げるのも良いのかもしれません。

あなたの趣味にさよならを | Lifehacking.jp

一時期集めてたアメコミとか、ほとんどやらなくなったゲームとか、あんまり聞かないCDとか。でもそれは今最も楽しいことに集中することへの妨げにはなりません。だって触らないもの。むしろ、それは過去を懐かしむためのアイテムであり、大掃除の最大の敵であります。掃除し始めて懐かしいものが出てくると、ついつい「あーこれ昔好きだったなー」とか言って読みふけったり遊んでみたりしませんか?しますよね?僕が意思弱いだけ?
趣味のしなものたちは、決して他の趣味に集中するなんて動機で捨てていいものじゃないと思う。むしろ、一歩前に踏み出すために、気持ちの整理をつけるために処分するものだと思う。
例えば、コレ置いとくと新しいことするための場所がないとか資金が足りないとかそういう積極的な理由のため。そうじゃなきゃどうせその集中している趣味も他のものと同じでいつかはやらなくなる運命にあるんじゃないかな。
僕は楽器を演奏することが最大の趣味であり、こうしてブログを書く事とのトレードオフになったら必ず楽器を選ぶことでしょう。とはいえ平日の夜に家で練習できる類のものでないから両立していますが。他のものは部屋がどうしても狭くて入らなくなったりしない限りは捨てたりしませんよ。もちろん、「いつかやろう」なんて思わない。でも、そこにそれらがあるというだけであっても、僕を守ってくれるような気がするんだよね。何から?なんだろう。辛いこともある社会からかも知れない。