伝えたいことと書くことの差

読み取って欲しいことをあえて書かないと言うことがあるのは、文章としての破壊力やら浸透力を阻害するかな、という理由があるから。いやちゃんと伝えた方が破壊力あるんじゃない?ってのはまじめな文章な話で、ギャグとか皮肉とかは「自分で自分のギャグを解説したら終わり」なんだよね。言外に意味を込め、それに気付いた人が「ハッ」とする。そういうものが文章の力なのかなあと思ったりしています。
それが万人にわかるように書けよ、というのはごもっともとしても、プロの文筆家ならぬ身、普段の読み手が理解してくれれば十分、といわざるを得ないところはあります。断片だけで判断されがちなウェブですから、そこを求めるのは難しいかなあ。「あれ?なんでこの人がこんなことを」って思われないと通じなかったりね。

というわけで、前のエントリの答え

まあデリケートな問題なので。

あるいは、刺激を受けなければ、犯罪を犯すこともないかもしれない。それが人間らしい生なのかどうか。

認めようじゃないか、文化は人を殺すって - novtan別館

そんなに文化が怖いなら感覚遮断して人と接せずに生きていけばいいんじゃ?馬鹿なの?
ということでした。別にXX脳とかXXの影響で事件が!とかが一般的に通用する原因になるとは欠片も思っていませんよ。
で、人間色々だからまあそれが原因でやっちゃう人もいるだろうけど、じゃあ生まれたときからそういう考えを抱かないように精神改造でもすればいいのに。できるわけねーけど(ただし、モラル教育というのは緩い洗脳ではあるな)。ということでもあります。