エスパーになろうぜ

良く「はてな村にはエスパーが多すぎる」と言われることがあります。
本当かどうかわからないことを決め付けるな、くらいの意味で言っているだと思うんだけど、そんなこと言って考えをやめてしまう位だったら、積極的にエスパー足らんとしていた方がよいんじゃないか。
そもそも、そこに書かれていること自体がその人の本心なのか、あるいはちゃんとわかって言っているのか、ということすらわからないわけです。別にウェブに限った話じゃなく。色々な情報、あるいは経験知、あるいは論理、あるいは学んできたこと。そういうものを駆使して相手が何を言わんとしているのかを類推し、きっとこうだと思って応答する。普段の会話だってそうしているんじゃないかと思う。
ウェブではそこにおかれている文章以外の情報は手に入りにくい。リアル友人だったり、長い間やりとりがあったり、オフ会行ったりするとだいぶ違うと思うけど、そういうのがないと、顔を付き合わせた会話では手に入る文脈情報が手に入らなかったりする。だから、認識相違は良く起きることでしょう。
でも、それを怖れて「書いてあることしか認めない」のではな。それだって本当かどうかわからないんだから、それならウェブ上で対話なんてしなければよいのにと思ってしまう。間違ってたっていいじゃない。
ただ、あまりに頓珍漢な解釈をすることでもめてしまうのは勿体無いけど。確かにそう読めなくはないけど、普通(というのが多数決的である以上は仕方がないかもしれないけど)そう読まないよなあ、と思われてしまうような発言をすることで、悪意を交えた曲解であると思われてしまってもつまらない。そうすると「真意を確認すれば?*1」みたいになっちゃうし。

*1:これは暗に「お前の解釈は間違っている」と言っていることが多い