HDDの発熱の差異

新しいマシンを組むために、古いPCをばらしたのですが、古いPCはIDEのHDDを使っていたので新PC内には組み込まないことにして、IDE-USB変換ケーブルを買ってきて吸出し作業をしているのですが、むき出し状態で扱っているとHDDによっていろいろと違うことが良くわかります。

静かで低発熱な5400rpm

データ保管用にMaxtorのMaXLineII(250GB)を使っていました。これは連続稼動に強いという売りのHDDで、回転数は5400rpmです。ファイルを延々コピーという負荷のかかる状態でも結構静かで、しかもそれほど熱くなりません。

意外と静かな7200rpm

別のデータ用HDDで同じくMaxtorのDiamondMax Plus 9(200GB)を使用。これは7200rpmで、うるさいかと思いきや、そうでもない。熱も思ったほどではありません。静音低発熱の面ではMaxLineIIにはかないませんが、それほど気にならないレベル。

爆音HDD

日立(旧IBM)のDeskstarとSeagateBarracudaも使っていました。これらが熱くてかつ、とてもうるさいです。うるさいのはシーク音なのでアクチュエーターの音ということかな。回転の音はそれほどでもないけど。そして、うっかり触れないほどには熱くなります。うーん、サーバーとして使うには苦しいなあ。

というわけで、少なくともMaxtorのHDDはわりと静かで低発熱気味(特にMaxLineIIは)だったようです。
今はSeagateに吸収されちゃいましたが。合併したとき、Maxtorブランドは低価格路線で行くって話だったし確かにMaxtorのほうが安いHDDが多かったけど、信頼性の点では実際はそんなに遜色なかったのではないでしょうか。

新しいHDD、二選

今回の新マシンは

Seagate 3.5インチ内蔵HDD 1TB 7200rpm S-ATA/300 32MB ST31000333AS バルク品

Seagate 3.5インチ内蔵HDD 1TB 7200rpm S-ATA/300 32MB ST31000333AS バルク品

WESTERN DIGITAL 3.5インチ内蔵HDD 1TB IntelliSeek 16MB SATA 3.5inch(GP333) WD10EACS-D6B0

WESTERN DIGITAL 3.5インチ内蔵HDD 1TB IntelliSeek 16MB SATA 3.5inch(GP333) WD10EACS-D6B0

こいつらを積んでいます。どちらも印象としてはかなり静か。後者は省電力HDDとして売られていました。5400rpmでもプラッタ密度が高いから昔の7200rpmより速いくらい。システムドライブは少しでも速いほうが良いかなと思ってあえて分けてみたんですが、両方一緒でもよかったかなあ。