うごメモはてながウェブの未来を変える

年末に颯爽と現れたはてな任天堂のコラボサービス、うごメモはてな。早速、旧来のウェブ利用者に衝撃と混乱を与える逸材が登場しました。
うごメモはてな
これ、かわいいじゃんww途中で弟に言及するところなんて最高にかわいい。
DSとコラボする=小学生をウェブに送り込むということに他ならないと思うし、逸材の登場がまだ少ないのは単に小学生のDS保持率が多すぎて、DSi限定サービスがまだ浸透していないだけだと思うんだな。これからこういう子は沢山登場すると思う。
そして、僕にはうごメモはてなの主な使われ方の一つとして、これは想定済みなんじゃないかと思う。これって友達同士でやる「〜ごっこ」とほとんど変わらないでしょ。悪神気取り。あとはウェブピンポンダッシュみたいなものだよねこれ。
僕が心配なのは、周囲の大人が見守るべきものと怒るべきものの区別ができないのがウェブだということ。そして、うごメモはてなが明確に、大人向けのサービスでもあるということ。子供同士なら単なる日常で行われている悪ふざけも、大人の世界に踏み込んだとき、悪ふざけではすまなくなる。わざわざ悪ふざけをできる領域を拡張しようとしているのであれば、それはあまり良い手段ではない。
ウェブの秩序とかそういう話はあんまり感じてなくて、どっちかというと、大人の領域に踏み込んでしまうことで、子供たちが明確な悪意にさらされてしまうことのほうが問題だと思っている。
逆に言うと、うごメモはてなはてなユーザーを試している。こういうサービスに対してどういう態度が取れるのかを。どうせ黙っていても子供たちはウェブに入ってくる。まだ狭いI/Fの中で、こちら側のトレーニングをも行っているのだと考えると面白い。
でも予告.inとかにとっつかまると面倒だよな。文脈関係ないもんなあれ。だからウェブは怖いところなんだという認識を全力で植えるつける必要があるかも。うーんなんかつまんないねそれ。ウェブは大人気ないんだぞー、バカばっかりだから不用意なことすると大変だぞーみたいな。最近絶えて久しい近所の雷おやじばっかりなんだぞーみたいな。

そのあたりのバランスをどうとっていくと考えているのか、これから注目です。