現実世界ファンタジーは難しいご時勢だね

こういうの。

松江第一病院は高リスクの高齢初産妊婦を産科が管理しない病院
という設定なのだ。しかも
 ただの看護実習生のめぐみが、分娩室でプロの看護師と同じ扱いを受けている描写
がある。凄いな。

医療・介護破壊ドラマと化した連続テレビ小説「だんだん」に現役看護師が怒り→介護職から看護師になった方からもコメントが「看護師資格を持たない看護実習生が勝手に分娩に参加し、新生児を触るなどすれば、違法行為で、病院は記者会見沙汰」NHKは違法行為を助長するシナリオを全国2000万人以上の視聴者にそのまま垂れ流し: 天漢日乗

ドラマなんかは、筋立ての都合のいいように、現実世界のルールは改変されるし、スーパーヒューマンな登場人物が次々登場する。じゃないとファンタジーとしての感情移入が起きない。ヒーローヒロインとともに悩み、戦い、その能力を発揮していく、そういう風に視聴者がみるべきドラマは現実と対比すると荒唐無稽なことが多い。
最近はこういう医療とかがテーマのドラマは現実が厳しい状況だけに、現場の人からは批判的にとらえられるよね。余裕がある状態なら「現実はこんなに単純じゃないんだけどな」と言っていればいいけど、今は「現実がこんなだと思われたら俺が死ぬ!」だからなあ。