運用によって成り立つ楼閣の運用を壊したら

知り合いの女の子曰く「今小沢一郎が近くにいて私が世間になんのしがらみもなければ絶対襲撃する」。おいおい、物騒な発言はやめなさい。しかし、今回の件は様々な方面を刺激した模様だ。

こと天皇制についての見解は日本人の中でもかなりわかれているけれども、いろんな建前のもとでなんとか成立している。建前を利用するのであればそれが例えば建前で恣意的なものであってもルールを守るべきだ。守らなかったときの生臭さを見せた結果がこれだよ。
小沢一郎の一連の発言はわざとやっているかと思うくらい攻撃的で、無駄に皇室と政治の関係を見せつけているように見えた。
これが天皇制に対する威嚇であればその覚悟はともかく、ホントに火がついちゃったときにどうしようと思っているのか。単に中国へのおもねりなのであれば差引大損だったと思う。
いずれにしても、ここが今後の政治の争点になりかねない事態が生じるかもしれなくて、そうなったときになにが起こるのか、よくわからなくて不安だ。なにも起きないかもしれないけれど。