家族のためって言っても結局自分のためだよな

ということを思った。

本当は、自分や家族の幸福が目的で、そのための手段として働いているんじゃないの?

日本人を苦しめる「仕事は家族より優先」という異常な発想 - elm200 の日記

目的が明確で、そのための手段を間違えているのであれば、それはきっと不幸なんだろうけど、仕事で成功するのもまた人生の楽しみだし、家族の幸福はその余波に過ぎない、って人もいるだろうしね。むしろ、「家族の幸福が目的」というのはちょっとした義務的ニュアンスを感じなくもない。
そもそも、仕事で何かを達成して得られる幸福感が、余暇で家族と遊ぶ幸福と比較の対象になるものかどうかも怪しい。余暇を過ごすことで得られるのは家族の肖像であり、少なくとも、そのことによって歴史に名を残すことはない。
無論、歴史に名を残すことは義務でもないし、大半の人の人生は、家族との幸福に費やされたほうがきっと幸せだろう、とも思う。
不幸なのは、手段と目的が上手く一致しなくてアンバランスな状態になっている人なんだろうな。人生をかけるに値しない仕事に縛られ、家族との団欒の時間を持てない、といったような。