ホメオパシーは人類が戦うべき巨悪なんじゃないか?

予防接種陰謀論とか、自然ななんとかとか。西洋医学を敵視し(公然とは敵視ではなくむしろそれをベースとうたっていたりするけど)、容易に治る治療方法を拒否し、時には無駄に人を死に至らしめる。これが犯罪でなかったらなんなんだろうか。陰謀論を唱える人が直接他人に害をなしているなんて悪い冗談だ。

人間の持つ自然治癒力に頼ることは「自然」なことかもしれない。もちろん、厳しい自然の中では、幼児の死亡率は高く、致命的な伝染病の致死率も高い。

「人類は増えすぎた。医療のレベルを過去に戻すことにより、自然に減少すべきなのだ」という発想であれば、同意は出来ないがわからないでもない。それは増えすぎた人類から地球を守るため、最終戦争のボタンを押す発想とそうかわらないことではあるが。