ホメオパシーを信じること

世の中の何にでも嘘を嗅ぎ取るのは中二病かもしれないけれど、本に書いてあるから真実だというのも困った話。教育が試験対策になっちゃう世の中では嘘を嘘と見抜くための思考は身につかないかもしれない。
論理的思考と類推から得る結論は、インプットが間違ってるとアウトプットも間違うから必ずしも思考能力そのものの問題ではないかもしれない。中途半端にロジカルな人ほどホメオパシーなんかに引っかかりやすそうだ。突き詰めて最後まで考えきれば正しい結論に達するだろうに、途中の、もっともらしいところで停止してしまう。停止しないと間違ってるのわかっちゃうしね。疑ってかかる気持ちと信じる気持ちの分岐点。西洋医学に裏切られたと思った人はその点を踏み越えてしまって帰ってこれないのかもしれない。
どうせ信じるなら、世の中には絶対はない、ということを信じるべきだ。